こんにちは！埼玉県朝霞市の総合リフォーム店　株式会社パラヴィです。

本日は「ガラスや床にこびりついたガムテープ跡、プロはどう落とすのか！？」をご紹介します。

当社は様々なリフォーム工事をご依頼頂いておりますが、賃貸住宅の原状回復工事も多く手掛けております。

この記事を通して「賃貸の原状回復工事ってこんなこともやってるんだな」「ベタベタの跡、あきらめてたけど落とせるかもしれないな」という気づきをご提供できればと思います！

ガムテープの粘着跡を放置していたら固まった

今回の現場は東京都中野区にある、とある賃貸アパートの原状回復工事でのお話しです。

前の入居者様が窓周りと床にガムテープを貼っていたようですが剥がしきれておらず、ガムテープのベトベト粘着跡が固着した状態になっていました。

窓や床自体は経年劣化が少なく、テープを剥がすことができればまだまだ使えそうでした。

これを本日剥がして行きたいと思います。

窓ガラス・床のガムテープのベタベタ跡・固まった跡の剥がし方

ズバリ、シンナーを使います。（後述しますが、シンナーの取り扱いには十分注意する必要があります。）

シンナーは有機溶剤と言って、本来塗料を薄めるためのものですが、物を溶かす力が強いためプロの現場では強力な汚れ落としなどにも使われています。

シンナーを含ませた布をテープの跡に当てて、染み込ませつつふやかして行きます。

後は、ヘラなどを使ってそぎ落としていき

綺麗になったらシンナーを染み込ませた布で再度拭いて完了です。

Before↓

After

Before↓

After↓

ガムテープの跡を綺麗に剥がすことが出来ました！

では早速うちでも・・・とお考えの方、少々お待ちください！

シンナーは前述のとおり物を溶かす力が強く、物によっては変質・変色を引き起こす場合がありますので注意する必要があります。

また、揮発性・可燃性が高く、換気が必須など、使用に際して気を付ける点が多々あります。

お湯でふやかしてみる、ドライヤーで温めてみる、中性洗剤を使う、市販のシール剥がし剤などの方法も有効なケースがありますので、そちらもお試しください。

シンナーはホームセンターの塗料売り場などで入手が可能です。ただ、シール剥がしの方法としては最終手段として考えておいた方が良いかと思います。

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